糸島に住む、移住者とジモトの人々の
生の声をお届けします。

(株)糸島みるくぷらんと代表取締役社長

宮崎英文さん 地元

糸島で酪農の仕事をしながら、酪農家による牛乳の販売会社「糸島みるくぷらんと」を仲間と立ち上げ、『伊都物語』ブランドを設立した。
看板商品の『のむヨーグルト伊都物語』はJALファーストクラスやJR九州「ななつ星in九州」で採用されるほど。牛乳からアイス、そして焼酎、石鹸まで糸島の牛乳を使った製品を生み出している。

移住者・地元民の違いをうまく組み合わせていけば地域はもっと良くなります

地元インタビュー

糸島みるくぷらんとについて教えてください。

糸島みるくぷらんとは平成4年に酪農家で作った会社なんです。昭和54年から始まった「生産調整」というものがあって、当時は牛乳がダブついて(有り余って)いました。
その苦労していた時期に酪農家の組合長の号令で、自分たちでも販売も手がけてみようかということになり、会社を設立しました。本物の牛乳のおいしさを伝えたい、我々の搾った牛乳を直接消費者のもとにお届けしたいと思ってスタートしました。

最初は低温殺菌牛乳『伊都物語』から、そして『のむヨーグルト伊都物語』を始めました。
製品の味っていうのは原料の品質っていうのが大事です。牛乳を使わせてもらっている中村牧場は、牛に対する愛情が深くて真面目で熱心にやっています。
餌となるトウモロコシなどの穀類は輸入ものを使う酪農家が多い中で、全量っていうわけにはいかないんですが、自家製の堆肥で育てた無農薬の牧草など、できるだけ自給飼料を与えるようにしてあります。

そして、大手の牛乳メーカーって色んなところの牛乳を整合しているんですよね。でも、うちの場合は、製造量が小さいっていうのもあるんですが、1つの牧場の牛乳を使っています。生産から商品の間がはっきりわかる純福岡県産の牛乳やヨーグルトです。意外に福岡県産っていえるものは少ないんですよ。安心安全というのが一番大事なことですね。

どのようにして会社を展開していったのですか?

当時は人も雇えませんでしたので、私たち酪農家で朝、乳搾りを終えて、会社に出てきて、牛乳を片手に一軒一軒回りました。とにかくインターンホーンを押して、消費者の方と直接お話して飲んでいただいて、というふうに営業したんですが、一日に100件ほど回ってやっと1軒か2軒取れるのはいいほうで、苦労しながらみんなでやりました。なんせいつも牛相手をしていた素人だったので、話すことも苦手でした(笑)
でも、自分たちのおいしい牛乳は出来てたので、一本でも多くの方に飲んで欲しいな、味わってほしいなと思ってやっていました。

糸島ってどういう場所だと思いますか?

私は生まれてからずっと糸島の二丈で生活していています。父親が戦争から帰ってきてですね、仔牛を1,2頭買うようになり酪農を営んでいたんですけど、そのころ私が生まれまして、高校は農業高校に行ったんですけど、そこで本格的に酪農でやっていきたいと思いました。その後規模拡大しまして、これまでやってきたんですけれども、5,6年前に息子たちも結婚しましたので今は息子夫婦に引き継いでわたしはこちらの方に通っているという感じです。

糸島はやっぱり近くに海があるっていうのがいいなぁと思いますね。後ろはすぐ山ですし。農地は多いってわけじゃないんですけど、生活もしやすいです。都会からはちょっと遠いけど、静かでいいところだなと思います。
困ったところは、子どもたちの学校が遠いこと、駅まで遠いこと。あとはお店やガソリンスタンドがなくなってきていて不便な面は多いのは多いですけど、でもなんとかなっていますね。
糸島が自然に恵まれているのは確かです。海があって、山があって。
普段住んでたら見ても大きな感動もないけど、旅行などで外に行くと、ああ地元は綺麗だったんだなって改めて思いますね。よそにいって初めて糸島のよさがわかる、という感じです。

糸島への移住者が増えていますがどう思われますか?

地域の総会に、移住してきた方が入ってこられたときに、価値観が違うのは感じます。我々としては地元を守っていこうと道路の草刈りとか水路の清掃とか当然と思ってボランティアの形でやってきたんですけど、都会から来た方は、「そんなことは行政がやればいい」というふうに思ってある方もいますね。その辺が難しいかな。というのが正直な気持ちですね。昔からいたものと新しくこられた方の意識の差ですよね。私としては地域行事には参加して欲しいです。でも、移住者の方から新しい考えももらっていて良い面もたくさんあります。知識は豊富ですし、勉強になること、教えてもらうこともあります。
そういう違いの部分を徐々にうまく組み合わせていけば、地域はもっと良くなるんじゃないかと思いますね。

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地元Timeline

今後やりたいこと

いろいろな商品を出していますが、できればすべてを自社工場で作れるようにしていきたいです。あとは会社をうまく引き継いでいくことが今後の目標です。

ボイス糸島とは?

糸島に移住してきた人と地元の人々の生の声をお届けします。
移住までのプロセスや体験談を通じて、あなたの移住の参考になる声を届けていきます。

ふるさとテレワークについて

糸島市は、総務省が実施している「ふるさとテレワーク推進事業」の実証地域として選定されました。糸島市を中心とする糸島コンソーシアムは、都市と自然が共存するここ糸島市で「糸島スタイル」というプロジェクトを実施しています。

※コンソーシアムメンバー:糸島市、一般社団法人日本テレワーク協会、九州大学、株式会社西日本新聞社、ランサーズ株式会社

ふるさとテレワークとは、地域(ふるさと)で暮らしながらICTを活用して東京など都市部の仕事をする新しい働き方。
糸島コンソーシアムでは、従来のICTを活用した都市部の企業のテレワークに加えて、クラウドソーシングにより移住者希望者の糸島市への移住を応援するとともに、地域の皆様にクラウドソーシングの利用を提案してまいります。
>ふるさとテレワークについての参照

総務省ふるさとテレワーク推進事業『糸島スタイル』実行委員会

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