糸島に住む、移住者とジモトの人々の
生の声をお届けします。

白糸酒造 8代目蔵元

田中克典さん 地元

創業は1855年で安政2年江戸末期。今年で160周年になる糸島の白糸酒造
酒米の最高峰といわれる山田錦を使い、ハネ木搾りという昔ながらの方法でお酒を搾ってる。田中さんは8代目蔵元。※酒蔵開きは2月20日、21日・4月9日、10日。

糸島は山田錦の一大産地、食材も豊富で非常に豊かな街です。

地元インタビュー

白糸酒造さんの特徴とは?

ハネ木搾りっていうのも特徴ではあるんですけど、糸島っていうのは酒米、山田錦というお米がありまして、その一大産地なんです。
その山田錦に囲まれているロケーションっていうのは、全国でもほとんどうちだけ。産地の中に酒蔵があるというのは非常に素晴らしい環境にあります。

お酒造りについて教えてください。

まず稲の田植えは5月、6月。刈り取りが10月末くらい。
お米を収穫した10月、11月くらいからお米作りが始まります。まず出来上がったお米を精米、磨いて、洗米というお米を洗う作業をします。洗ったお米をその日に保管をして、翌日朝、甑(こしき)というセイロで、蒸すという作業をします。蒸し終わった後に、麹と呼ばれるもの、掛米というタンクに移されるものに分けて、それから仕込み発酵というものがはじまりまして、お酒ができるまでに約1ヶ月ほどかかります。新米が11月に上がってきたら12月には新酒がでます。3月、4月までは忙しいです。
1日の動きとしては酒造り中は、朝5時くらいから。ちょっと僕は寝坊助なのでなかなか布団から出れなくて、6時前には会社に来て仕事するようにしてます。
そういう生活ですね。今は酒造り真っ只中で、仕込みやら、仕込みの準備やら、酒造りのことやってます。

ご自身で開発された商品があると伺いました。

糸島のお米で作った『田中六五(ろくじゅうご)』っていうお酒を開発しました。田中っていうのは僕の苗字でもあるんですけど、田んぼの中、山田錦に囲まれている蔵っていうことで田中っていう銘柄を作りまして、それを65%精米したお酒になります。僕は大学を卒業して、ここに帰ってくる前に、佐賀の『東一(あずまいち)』というお酒を作っているところに、修行に行きました。そこの色んなお酒を飲んだ時に65%のお酒が非常に僕の舌に馴染んだので、このお酒に負けないようなお酒をつくりたいという意味で65%のお酒で名前を『田中六五』とつけました。

糸島や福岡が今話題になっていることをどう思いますか?

僕は仕事で全国回らせてもらうんですけど、福岡は、やはり「食」いう点に関して非常に恵まれている土地だと思います。なのでお客さんはぜひ福岡に来てほしいっていうのがあって、来てもらっときには飲みに行ったりするんですけど、そういった県外から見たときの福岡っていうのは、食だったり遊びだったり、すごく盛り上がっている街だと感じます。
僕たちはお酒を造ってますが、料理をするときの調味料っていうのはほとんど糸島で揃うんですね。お酒、醤油、みりん、塩とか。糸島で完結するっていうのは思っているところではあります。空気も含めていいところです。夜はさみしいですけど(笑)

この食に関してもそうだし、いろんな工房さんや移住されてきた方、そしてもともと糸島にいらっしゃった方も含めて盛り上がっているんじゃないかなと思うんです。
僕が糸島に帰ってきた時に『伊都菜彩』っていうのが出来て、産地直売というのが出来てきたことが非常に印象に残っています。それから「糸島産」という言葉が福岡の飲食店にいくようになって、目につくようになりましたね。

移住希望者に対してアドバイス、メッセージ

なぜ移住されるのか地元の僕はわからないですけど(笑)観光だったら海沿いはすごくいいなと思います。夜は寂しいからいろんな仲間を見つけて家に飲むのがいいかな。逆に夜は静かですから、家族との時間、自分の時間は取れると思います。アドバイスとしては車は必須です。
僕も出張で色んなところに行きますけど、でもやっぱり福岡に帰ってきたいと思っちゃいますね。

今後したいこと

僕は糸島で育っているお米、糸島産山田錦っていうのをお酒を通して、全国の皆さんに知ってもらって、そして更に糸島産山田錦を自分たちのところで使えるようになることで地元に貢献したいと思っています。
そして、福岡といえば焼酎、と思われているけど本当は日本酒の方がよく飲まれているんですよね。県外から見ると福岡はお酒のイメージがなく、知ってる銘柄もないかもしれないけど、そういうなかで『田中六五』が福岡の定番酒となることも目標です。
福岡の飲食店に置いてもらい、福岡といえば『田中六五』だよねっていう形で思ってもらえればいいかなと、強く思ってます。

福岡、糸島は食材も豊富ですし、非常に豊かな街ではあると思います。
今、糸島はとても盛り上がっていて、いろんな方がいろんな形で糸島をアピールして素晴らしいことだと思います。そこにうちも一緒に協力したいと思います。

白糸酒造

http://www.shiraito.com
TEL: 092-322-2901 / FAX: 092-324-2163
糸島市本 1986
営業時間 8:00-17:00(不定休)

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地元Timeline

今後やりたいこと

田中六五を福岡の定番酒にして、糸島産山田錦を応援したい。

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糸島市は、総務省が実施している「ふるさとテレワーク推進事業」の実証地域として選定されました。糸島市を中心とする糸島コンソーシアムは、都市と自然が共存するここ糸島市で「糸島スタイル」というプロジェクトを実施しています。

※コンソーシアムメンバー:糸島市、一般社団法人日本テレワーク協会、九州大学、株式会社西日本新聞社、ランサーズ株式会社

ふるさとテレワークとは、地域(ふるさと)で暮らしながらICTを活用して東京など都市部の仕事をする新しい働き方。
糸島コンソーシアムでは、従来のICTを活用した都市部の企業のテレワークに加えて、クラウドソーシングにより移住者希望者の糸島市への移住を応援するとともに、地域の皆様にクラウドソーシングの利用を提案してまいります。
>ふるさとテレワークについての参照

総務省ふるさとテレワーク推進事業『糸島スタイル』実行委員会

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