糸島に住む、移住者とジモトの人々の
生の声をお届けします。

「糸島くらし×ここのき」店主

野口智美さん 地元

中学から高校卒業まで糸島で育つ。糸島市の前原商店街に「糸島くらし×ここのき」をオープンし、糸島材を始めとした木材を使った雑貨、糸島の食を取り扱う。店内にはTana Cafe+CoffeeRoasterも併設しており、カフェとして利用する方も多い。木の葉モールでは月に1度「糸島くらしマーケット」という出張イベントも開催している。

移住者と地元の人がお互いに刺激し合っていい関係になったらと思います

地元インタビュー

なぜ「糸島くらし×ここのき」をはじめたのですか?

「糸島の山を元気にしたい。」そのために「糸島の木を土地の人に使ってもらえたら…」と思って始めました。今では食も扱っていますが、地元の木を使おうという意識と地元の食べ物を食べようというという価値観って一緒だろうなと思って。木だけじゃなくて”暮らし“に関わる全てのものが地元のものであればいいなと思って色んなものを取り扱っています。食とクラフトと合わせて60工房くらいのものなのですが、そのうち9割が糸島の作家のもの。そうでなくても糸島の木材や素材を使うなど糸島に何かの関わりがある方のものです。
今では「糸島くらし×ここのき」を通して、”暮らし“が自然と寄り添って、豊かで、手仕事もいっぱいあって…糸島をそういう地域にしていきたい。そして日本全国で、地域で支えあいながら、地域で生きていけるようなところがどんどん増えて、そして地域同士で支え合いができるようになればいいなと思ってます。

ご出身は糸島ですか?

中学の途中で糸島に引っ越してきました。高校卒業まで糸島にいて、福岡市内、熊本県阿蘇市に住み、10年くらい前に離婚をきっかけに戻りました。糸島に戻って嬉しかったのは,子育てをしていくなかで、お母さんたちや他の人に支えられてるな~というのをすごく感じることができたこと。子供のときには気づかなかった人のありがたさをすごく感じて、糸島はいいところだなと思いました。
糸島は、おおらかな人が多い気がするんです。何でも「よかよか」って言ってくれる。あとは気候がいいから野菜も育ちやすいし、食べ物には困らないで過ごせる場所なのかなって思います。

ここ最近で糸島の注目のされ方はすごい変わったなと思います。
たぶん糸島の人は昔っから糸島のことは好きだったと思うんですけど福岡市内の方がただの田舎って扱いだったのが、なんか素敵なとこよねって言ってくださるようになりました。少し前は福岡から一歩出ると「島なの?」って感じで全然認識されてなかったのが、最近は東京とかに行っても糸島行ってみたいんですとか言ってくださる方が増えましたね。
地元の人も自信を持ってきている気がします。好きだけど田舎だなーと思ってたのが実際暮らしやすいんだって、外からの見方の変わり方で地元の人の捉え方も変わってきているんじゃないかって思います。プールがないとか税金が高いって言ってたのが、変わってはないんだけど(笑)、ま、それでもいいかなって思っている気がします。

野口さん自身の暮らし方とは?

最近ちゃんと休みがとれるようになってきて週に1日は休んでると思います。休みの日は子供が中学生と高校生なので部活の試合を見に行くとか、子供とショッピングに行くとか、家の片づけをしたりしてますね。糸島は天神や博多にも気軽に行けて有り難い場所だなって思います。
でも皆さんがイメージしてる糸島のような、海とか山には私はあんまり行ってないかな(笑)
というのも、わざわざ行ってなくても普段過ごしているだけで自然を感じられるので、わざわざ行きたいっていうのがないんですよ。私は空が広く見えるだけで十分だし。

移住者の方と関わることはありますか?

お客さんとしてお店に来てくださる方は結構いらっしゃって、引っ越してきて色んな糸島を巡ってるなかでここにたどり着いて、贈り物をしたいとかで来店してくださったりもしてますね。仲良くなって、仕事で関わることもあります。
あとは、移住してきたいんだけど糸島どんなところですかとか相談されたりとかはします。例えば須賀さん(福岡移住計画代表)とかも来てくださいました。

移住を検討されている方には、小・中学校とか保育園事情とかどんなですかって聞かれることも多いです。中学とかだとヤンキーが多いとか感じるかもしれないけど、昔ほどではないということとか、学力も福岡市内ほど高いわけじゃないんだけど、小学生とか幼稚園とかで大事な外遊びを自然の中でできるっていうのは幸せな場所なのかなと思いますっていう風に、私のわかる範囲で答えています。勉強も大切だけどちっちゃいときにもっと感覚で感じることをしておいた方がいいっていうのは本当に思いますね。

移住の人気地になっていること、率直にどう思いますか?

いいと思います。ここに住みたいと思って、ただ住むだけじゃなくてここでの暮らしを楽しみたいって思って来られる方が多いと思うんですよ。地域に溶け込もうと努力されてるという感じがして。
田舎は若い人が減って、子供が減ってと言われている中に、入ってくださると地域が若返るし、そこの地域が継続できるというか。田んぼ仕事とか地域を守る仕事っていっぱいあると思うんですよね。草刈もだし、お年寄りばっかりだと出来なくなっているところにそれを楽しみたいと思って移住して来られる方がいるっているのは本当にいいなと思いますね。

移住者に期待したいこととは

意識の違いってあると思うんです。
移住者の方は自然は大事だとか思って来られるんですけど、もともとすんでいる人は当たりだからそんなに意識がなかったり。両者が交流することで、地元の人はそんなに大事に思ってないんだけど日々のなかでそこを守ることをやってたりする。そういう人とやってないけどいいなって思う移住者が関わることで新しい生き方とか新しい関わり方が生まれていければと。こういう生き方があるんだ、とかこういう考え方があるんだとかお互いが刺激を受けあいながら、いい関係になったらと思います。

移住する前に知っておきたいことは?

あんまり夢見過ぎちゃうと難しいのかな。でも夢見て来て欲しいっていうのもあります(笑)
理想は理想として、それに固執しないで現実のなかで「これもいっか」「ま、いっか」って言えるようになれたらいいのかなって思います。最初から理想通りにはいかないから諦めつつも、諦めない思いの部分も持ちつつ、かな。思っていればそのうち理想のようになれることもあるし。

あとは人に相談して回ってたら、誰かしら助けてくれるので、出会った人に「こうしたいんだ」っていうのを言っていったらいいかもしれませんね。

糸島くらし×ここのき

http://www.coconoki.com
TEL/FAX: 092-321-1020 / MAIL: info@coconoki.com
糸島市前原中央3-9-1
営業時間 10:00-18:00 火曜定休

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地元Timeline

今後やりたいこと

「糸島くらし×ここのき」は糸島の木を売りたいっていうのがあったので山から繋がって、山とまちが繋がっていく流れをもっと作っていきたいと思います。
お店を始めてから、自分自身の暮らしが逆におろそかになっていたのでお店をやりつつ、自分の暮らしを日々丁寧に暮らしていけたらと思います。

ボイス糸島とは?

糸島に移住してきた人と地元の人々の生の声をお届けします。
移住までのプロセスや体験談を通じて、あなたの移住の参考になる声を届けていきます。

ふるさとテレワークについて

糸島市は、総務省が実施している「ふるさとテレワーク推進事業」の実証地域として選定されました。糸島市を中心とする糸島コンソーシアムは、都市と自然が共存するここ糸島市で「糸島スタイル」というプロジェクトを実施しています。

※コンソーシアムメンバー:糸島市、一般社団法人日本テレワーク協会、九州大学、株式会社西日本新聞社、ランサーズ株式会社

ふるさとテレワークとは、地域(ふるさと)で暮らしながらICTを活用して東京など都市部の仕事をする新しい働き方。
糸島コンソーシアムでは、従来のICTを活用した都市部の企業のテレワークに加えて、クラウドソーシングにより移住者希望者の糸島市への移住を応援するとともに、地域の皆様にクラウドソーシングの利用を提案してまいります。
>ふるさとテレワークについての参照

総務省ふるさとテレワーク推進事業『糸島スタイル』実行委員会

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